【№1722】
SBI証券の主幹事が多いですが ・・・ ?
ポイントキャンペーンの裏には、主幹事があったのじゃな!!
当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;) ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出 |
社名由来・意味
同社の公式サイトを開けると、いきなり「MEDICAL × DX = GENOVA」と出てきます。なるほど、社名は「掛け合わせた造語」かと思いましたが、どうすれば “GENOVA” になるのかわかりません。
普通、”GENOVA” と聞けば、イタリアの都市 “ジェノヴァ” を思い浮かべますが、「MEDICAL × DX = GENOVA(イタリア)」って何ですか?
同社の代表取締役社長である “平瀬智樹” 氏のインタビュー記事を読んでわかりました。
ちなみにGENOVAという社名は、会社の登記日を7月4日のアメリカ独立記念日と決めていた中で、アメリカ大陸を見つけたコロンブスはどこの出身だったかを調べたら、ジェノバだったんです。そこからさらにジェノバという街を掘り下げてみると、大航海時代の世界三大港町のひとつでした。当時ジェノバから多くの船が出港して、アメリカ大陸を筆頭に、さまざまな世界を発見していった事実を知り、まさに私の会社にピッタリだと感じたんです。
平瀬智樹 氏のインタビュー記事
平瀬氏は、同社の前に一度、ニューヨークで起業(失敗)しているとのこと。アメリカというより起業に強い想いがあるのでしょう。それにしても、『アメリカ → 大陸発見 → コロンブス → 出身地 → GENOVA』 というのは、さすがに思いつきませんよ!! f(^^;)
IPO Outline
会社名 | 株式会社 GENOVA [9341] |
本店所在地 | 東京都渋谷区 |
上場市場 | グロース市場 |
設立年月日 | 2005年 7月 4日 |
業種別分類 | サービス |
事業概要 | 医療情報サイト「Medical DOC」の運営及び、クリニック向け自動受付精算機の販売等 |
規模 | 中型(時価総額297.6億円、吸収金額61.7億円)※想定価格ベース |
親子上場 | なし |
幹事会社(主) | SBI、クレディ・スイス、野村、SMBC日興、大和、 三菱モルガン・スタンレー、あかつき、岡三、東海東京、 松井、マネックス、楽天 |
BB期間 | 12月 7日 ~ 12月 13日 |
抽選発表 | 12月 14日 |
上場予定日 | 12月 23日 |
同日上場 | アソインターナショナル(9340) |
発行株数 | 16,180,000 株 |
公開株数 | 3,503,900 株 公募: 728,100 株 + 売出: 2,318,800 株 + OA: 457,000 株 (公募内訳:新規株式発行 728,1000 株、自己株式処分 – 株) |
売出比率,OR | 売出: 66.2 % OR: 20.7 % |
想定価格 | 1,760 円 |
海外向け販売 | あり |
難易度 | 主幹事(SBI)の割当株数を85%とすると、予想抽選枠は11,654本。海外向け販売を含んだ抽選枠ですが、かなり当選し易そうです。昨年だったら、ポイントで複数株配分でしたね。f(^^;) |
事業内容
・メディカルプラットフォーム事業 近年の高齢化に伴う持続的な健康意識の高まりを受け、正しい予防情報や健康知識を求める人々に医療情報を提供するため、「Medical DOC」(メディカルドック)という自社メディアにおいて、医師が監修する医療情報記事の掲載や、身近な健康問題への関心を高める啓蒙コンテンツとして、著名人による闘病体験記事、未病への取組記事等を配信しております。また、自社メディアへ医療機関の紹介記事を制作するサービスを提供。 ・スマートクリニック事業 医療機関現場における診療行為以外の利便性向上や効率化につながるサービスの開発及び提供を目的に、医療機関向けに「NOMOCa-Stand」(ノモカスタンド)というスマート簡易自動精算機・再来受付機や「NOMOCa-Regi」(ノモカレジ)というスマートレジを販売。 |
業 績
(単独決算)
回次 | 第13期 | 第14期 | 第15期 | 第16期 | 第17期 |
決算年月 | 2018/3 | 2019/3 | 2020/3 | 2021/3 | 2022/3 |
売上高(百万円) | 1,824 | 2,222 | 2,485 | 3,769 | 4,802 |
経常利益(百万円) | 25 | 71 | 62 | 804 | 1,059 |
当期純利益(百万円) | △92 | 40 | 87 | 629 | 686 |
※第15期まで単独決算。第16期から連結決算。
経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。
手取金の使途
充当先(予定) | 金額 |
人材の採用費及び教育費やその人件費 | 1,380,475 千円 |
営業拠点拡充資金 | 508,438 千円 |
計 | 1,888,913 千円 |
売出株放出元
株主 | 関係他 | 売出株数 |
平瀬 智樹 | 代表取締役 | 950,000 株 |
タイムズイノベーションキャピタル合同会社 | VC | 640,000 株 |
ドコモ・イノベーションファンド投資事業組合 | VC | 400,000 株 |
提橋 由幾 | 取締役 | 152,000 株 |
㈱クララオンライン | 60,000 株 | |
真野 友義 | 取締役 | 40,000 株 |
内藤 信至 | 従業員 | 18,000 株 |
福井 元明 | 取締役 | 18,000 株 |
武田 幸治 | 取締役 | 14,000 株 |
日置 真太郎 | 取締役 | 10,000 株 |
加藤 綾子(三輪 綾子) | 取締役 | 8,800 株 |
後藤 保夫 | 監査役 | 8,000 株 |
計 | 2,318,800 株 |
VCの有無
VC : 2 |
売り圧力
発行済株数 | 16,180,000 株 |
売出株数 | 2,318,800 株 |
残(株主保有株) | 13,861,200 株 |
・180日ロックアップ | 12,537,800 株 |
・90日ロックアップ & 1.5倍ロックアップ解除① | 800,000 株 |
・ロックアップなし② | 523,400 株 |
上場初日に売却可能性のある株数(①+②) | 1,323,400 株 |
ストックオプション(新株引受権)
・ストックオプション(行使可能) | 936,000 株(936,000 株) |
※ストックオプションの内、第三者割当が240,000株あります。このため、行使可能なストックオプションは実質696,000株と考えます。
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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