IPO参加者数・増加数の分析
抽選に申し込んでもなかなか当選しません。というより、ほとんど当選しません。抽選枠に対してもの凄い申込があることは容易に考えられます。 「最近は当選が難しくなった!」とIPOブログ等でよく見ますが、参加数・増加数の具体的なものを見たことがありません。いったいどれくらいの参加者がいるのでしょうか? 素朴な疑問です。・・・ということで、 参加数・増加数 分析にチャレンジです。
2018年・19年のSMBC日興証券が主幹事で取り扱ったIPOの申込者数をベースに分析してみます。日興証券でIPO抽選の申込受付番号は、申込順に発番されると言われています。申込締切直前の番号は申込者全数になるということです。実際には誤差がありますが、申込者数の目安にはなりますね。
データ SMBC日興証券(主幹事)取り扱いIPO申込数ベスト5
2018年 | 2019年 | ||||||
順位 | 銘柄 | 評価 | 申込数 | 銘柄 | 評価 | 申込数 | |
1位 | ログリー | A | 71,790 | 識学 | A | 75,970 | |
2位 | kudan | S | 68,350 | Link-U | A | 74,910 | |
3位 | HEROZ | S | 67,700 | ブシロード | B | 71,760 | |
4位 | ディ・アイ・システム | A | 67,210 | gooddaysHD | A | 66,050 | |
5位 | ツクイスタッフ | A | 65,960 | ユナイト&グロウ | A | 63,930 |
※2018年は、ソフトバンク申込数:202,840・メルカリ申込数:97,120がありましたが、この2社は圧倒的な知名度もあり、普段IPOに申し込まない投資家も参加したケースとして除きました。
※ この申込者数はすべてProf.新城が締切直前に申し込んで得たデータです。(^O^)
考え方
IPOへ参加する方すべては、ソフトバンクのケースもあり把握することができません。毎回20万人の方が申し込んでいるとは思えませんし・・・。そこで、通常のIPO参加者=IPO愛好家として考えます。愛好家のパターンとして、評価が高い銘柄の主幹事には必ず申し込むはずです。この視点で申込者を降順に抽出すると、S・Aランクばかりになりました。 一目瞭然ですね!(^^) どうやら、上記申込者数が少なくとも日興に口座を持つIPO愛好家数と言ってよさそうです。
また、愛好家は主幹事がどこになっても対応できるように各社に口座を開設しているはず。ならば他の大手証券会社への申込数も日興とあまり変わらない気もします。とはいえ、 日興証券は資金拘束があります。実際には申込0円の野村證券、ポイント取りのSBI証券の方が申込は多いかもしれませんが・・・データがないのでわからな~い(^^;)
結論(推察した結果)
現時点でのIPO愛好家は、最低76,000人。昨年からの増加は、最低4,000人。 目安としてこんなものでいかがでしょうか? 間違っているかもしれませんが、まったくわからないよりはマシかな?・・・アハハ(^^;) 情報がありましたら誰か教えてください(^^) では、また(^^)/~~
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