【№1247】
えっ!! 上場を最終目標としたあれですか?
ある意味、今のIPOは上場ゴールラッシュと言えるのではないか?
“上場ゴール”ではありませんが ・・・ !!
上場ゴールとは、一般的に「IPOで株を高値で売り抜け、創業者利益を得られれば、あとは会社が破綻しても構わない」という類ですね。
別に、「上場ゴールを目標としたIPOが続々と上場してくる」わけではないのですが、上場後の株価下落があまりにも激しい!! … ムムム f(^^;)
今後のIPO対策として、2月と昨年12月に上場したIPOの株価をチェックしてみました。
上場後の株価は、どうなっている?
2022年2月上場・2021年12月上場IPOの公募価格と直近株価を比較すると、以下のようになります。
直近株価は、3月4日の終値です。
2021年12月上場 | 2022年2月上場 | |
公募割れ | 25社 | 5社 |
公募以上 | 7社 | 4社 |
計(上場数) | 32社 | 9社 |
管理人の独り言
12月上場IPOは2~3ヶ月経過していますが、ここまで公募割れするものなのか? 2月上場は、9社しかありません。長くても1ヶ月しか経過していないのに、既に50%以上公募割れになっています。はっきり言って、異常です。(>_<)
いったい、公募・売出価格ってなんなんでしょうね? 適正価格からディスカウントされた公募価格ですが、この現状です。適正価格とは、上場時の企業価値のことでしたでしょうか。現状を見る限り、何が適正価格なのかさっぱりです。
初値が期待できないIPOばかりですが、当選したIPOが公募割れしなければ、まだマシかもしれません。
今後のIPO投資方針として、お休み(静観)するのもありです。公募割れリスクのあるものは、徹底的に回避もありですね。
リスクを取りながら継続する場合は、利益がローリターン(薄利)でも利益率は悪くないので、下落する前に売却。つまり、問答無用で初値売りなのかもしれません。公募割れしても、初値売りで損失を最小化です。管理人は初値売りが本当にベストとは考えていませんが、少なくとも現状では初値売りで良いのではと考えます。
初値売り分析のために、当ブログでは”初値売却率(公開株数に対する初値時出来高)”を度々記事にしますが、少なからず初値売りをされない方がいます。お考えがあってのことなので、それはそれで良いと思います。しかし、この状況下ではもっと初値売却率が上がってもよさそうなのですが、意外と上がらないのです。・・・ なぜ? IPO愛好家にリスクテイカーが多いとは思えないのですが ・・・ 。
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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