松屋アールアンドディの抽選結果は、”落選”
といっても、SBI証券(100株)しか申し込んでいないので、狙い通り1ポイントゲットです。
松屋アールアンドディの事業拠点(一部)は、中国です。新型コロナウイルスの影響をもろに受けます。このことから、私は上場中止を予感しましたが、とりあえず抽選までは無事終了しました。しかし、公募価格は仮条件の下限で決定しました。
公募=仮条件下限(今年の実績)
上場日 | 会社 | 想定 | 仮条件 | 公募 | 初値 | 下落額 | 下落率 |
3/9 | フォーラムエンジニアリング | 1,310 | 1,310-1,400 | 1,310 | 1,030 | ▲280 | ▲21.4% |
3/25 | ヴィス | 820 | 820-900 | 820 | 754 | ▲66 | ▲8.0% |
3/30 | Macbee Planet | 1,860 | 1,830-1,990 | 1,830 | |||
4/6 | 松屋アールアンドディ | 960 | 910-960 | 910 |
時系列に並べると、雲行きが怪しくなっているのが分かりますね。・・・ムムム(^^;)
・フォーラムエンジニアリング・ヴィスは、仮条件は上振れ(^^)したが、公募は下限で決定
・Macbee Planetは、想定をはさんだ仮条件でしたが、公募は下限で決定
・松屋アールアンドディは、下振れした仮条件で、う~ん公募は下限で決定
公募=仮条件下限(過去の実績) 2014年~2019年
年度 | 上場数 | 下限実績 | 発生率 | 公募割れ |
2019年 | 86社 | 0社 | 0.0% | 0社 |
2018年 | 90社 | 3社 | 3.3% | 3社(全滅) |
2017年 | 90社 | 1社 | 1.1% | 1社(全滅) |
2016年 | 83社 | 3社 | 3.6% | 3社(全滅) |
2015年 | 92社 | 1社 | 1.1% | 1社(全滅) |
2014年 | 77社 | 4社 | 5.2% | 4社(全滅) |
リーマンショック後、最近の上場数に近づいてきたのは2014年です
公募価格が仮条件の下限になったIPOは、当然過去にもあります。
しかし、発生率を見れば一目瞭然で、ほとんどないのです。IPOの流れからいって、下限になるということは、よほど人気がなかった(強引な価格設定?)と思われます。結果は、すべて”公募割れ”でした。(^^;)
これらから見ても、短期間(3月だけ)での”下限決定”は、現状のIPOはやはり”異常”と言わざるを得ません。
”注意”→”危険”→”自粛”
昨日、「当選したMacbee Planet を辞退した記事」をアップしたところ、にほんブログ村の注目記事で一番になってしましました。こんなに注目されるとは、驚きです。(^^;)
「Macbeeの公募価格=仮条件下限」の状況下で、繰上抽選の申し込みなど、どうするのか? IPO愛好家の関心の的であったわけです。
個人的には、公募価格決定プロセスから、下限決定は良くないパターンと考えていましたが、あまりの関心の高さに、今回 過去の実績を調べ対比する分析を試みました。
結論としては、やはり現状のIPOが異常すぎます。単純な比較分析はできません。
ただ、過去の”下限決定”は、”注意”レベル。現状は、もう”危険”レベルの感があります。
よく書くことですが、IPOは遊びです。楽しくないのに無理に遊ぶ必要はありません。期待できそうなIPOだけの申し込みも、ありですね。無理なく、怪我をしないよう、遊んでください。
今風に言えば、危険IPOは”自粛”・・・かも? 公募割れ症候群に感染注意!・・・あらら(^^;)
では、また・・・(^^)/~~
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