【分析】立花証券の研究

 今回は、立花証券の特集です。IPOでは目立たない証券会社ですが、管理人として一度はまとめておきたかったので、記事にしてみました。

IPO取扱実績

IPO取扱実績(2017年~2019年)

  2017年 2018年 2019年
主幹事 0社 0社 0社
平幹事 0社 0社 0社
委託幹事 4社 4社 9社

2019年 IPO内訳

上場 銘柄 コード 配分数 抽選本数 抽選配分率
03/12 ダイコー通産 7673 5 5 100%
03/20 キークス 7060 5 5 100%
03/28 日本ホスピスホールディングス 7061 5 5 100%
04/25 トビラシステムズ 4441 5 5 100%
06/19 日本グランデ 2976 5 5 100%
06/27 あさくま 7678 5 5 100%
09/24 Chatwork 4448 5 5 100%
12/10 テクノフレックス 3449 5 5 100%
12/18 BuySell Technologies 7685 5 5 100%

 委託幹事なので、当選本数は5本と極少。昨年は9社もあり、そもそも口座数は多くないはず!
他の証券会社の委託幹事より当選確度は高いかもしれない? ならば、ダメ元で口座開設をしても良いかも!・・・と思った読者様は、論理的な思考をされています。グッドです!(^^)

ところが・・・

立花証券 募集等に係る株券等の配分に係る基本方針(抜粋)

(1) 新規公開株の抽選による配分の場合
新規公開株のお客様への配分は、配分の機会を公平に提供するため、原則として、配分予定数量の一定割合について抽選により配分先を決定いたします。
 なお、委託販売団として割り当てのあった銘柄の場合は、配分の申込みをされた対面取引をご利用のお客様に対して配分予定数量の全量について抽選により配分先を決定いたします

ネット取引ではIPO(委託幹事)の抽選がない。ダメじゃん!(^^;)

立花証券の口座

インターネット口座:2種類、対面口座:1種類

ストックハウス  https://t-stockhouse.jp/
 一番ポピュラーなネット口座です。2013年6月1日のリテラ・クレア証券から立花証券への事業承
 継に伴い、リテラ・クレア証券オンライントレードは、立花証券ストックハウスとしてリニュー
 アルされました。ストックハウスのHPもリテラ・クレア証券のHPを引き継いだもの。
立花証券e支店  https://www.e-shiten.jp/
 立花証券オリジナルのネット口座で、2002年9月開始。ストックハウスとは取引内容が多少異な
 るようですが、どこが違うのか管理人は調べていません。
立花証券対面口座  http://www.1ban.co.jp/index.html
 本店および9支店の対面口座です。

注意点:立花証券の口座は、上記3口座のどれか一つしか開設できません

何というか、口座が3種類あり、それぞれHPが分かれているというのも・・・ムムム(^^;)

立花証券 IPO攻略法

 立花証券は、IPOの幹事がほとんどありません。2016年のJR九州が最後だったかな?
あっても委託幹事が数件です。その委託幹事のIPOは、ネット口座では抽選そのものがない。
ということは、IPO目的でネット口座を開設する意味はないわけです。(^^;)
 逆に、”対面口座”を開設するのは、良いかもしれません。前述の募集等に係る株券等の配分に係る基本方針を見てください。対面口座IPOは、店頭(裁量)配分でなく100%抽選なのです。対面口座で極少の取り引きしかなくても、堂々とIPOの申し込み(恐らく電話での申し込み)ができ、担当営業の意向に関係なく抽選をしてくれる。対面口座数はわかりませんが、他の証券会社より当選確度は良かったりして? とはいえ、全国で10拠点しかないので対面口座は・・・ですね!(^^;)
 管理人はIPOを本格的に始めた頃、IPOの取り扱いがあり、かつネット口座あるところは、片っ端から口座開設しました。立花証券もストックハウス口座を開設しました。口座管理料を取られないので実損はありませんが、もう少し慎重にやれば良かったと思っています。・・・ムムム(^^;)

では、また(^^)/~~

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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