SMBC日興証券のステージアンケートにご参加いただき、誠にありがとうございました。
お待たせいたしました。今回は、アンケートの集計とステージの実態分析をさせていただきます。
なお、最後には「ステージ別当選確率の分析・解析」もありますよー!! (^O^)
ステージの実態分析
回答数 | % | |
獲得している | 32 | 64% |
獲得していない | 18 | 36% |
計 | 50 | 100% |
分析・解析
SMBC日興証券のステージは、IPO抽選では敗者復活抽選となるので、獲得していれば通常の
抽選に落選しても、もう1回抽選があります。
ならば、資金の許す限りステージを獲得したくなるのがIPO投資家の本音ではないでしょうか。
アンケート参加者は多くありませんが、ステージを獲得されている方とされていない方のどちら
が多いかを見ていただければよいと考えます。
回答数 | % | |
キープ | 16 | 50.0% |
資金移動 | 10 | 31.2% |
信用取引 | 4 | 12.5% |
キープ+移動 | 2 | 6.3% |
計 | 32 | 100% |
分析・解析
IPO投資では、資金移動(少ない資金で回す)もよく話題になるので、もう少し資金移動派が
いると予想していました。
ステージ判定条件は「直近3カ月間の月末平均残高」なので、毎月判定されます。出し入れの手間
を考えれば、キープが多いのは当然かもしれませんね。
しかし、半数の方がキープですか!!・・・あらら(^^;)
各ステージはどれくらい!?
回答数 | % | |
ブロンズ | 10 | 31.2% |
シルバー | 12 | 37.5% |
ゴールド | 3 | 9.4% |
プラチナ | 7 | 21.9% |
計 | 32 | 100% |
分析・解析
ステージの獲得には資金が必要ですから、ある程度予想できた結果です。
ステージ判定条件が、直近3カ月間の月末平均残高といっても、ゴールド以上は3,000万円が必要
です。う~ん(^^;)・・・これは大きな壁です。ブロンズ+シルバーで約70%になるわけですね。
回答*票 | % | |
ブロンズ | 10 | 3.4% |
シルバー | 60 | 20.7% |
ゴールド | 45 | 15.5% |
プラチナ | 175 | 60.4% |
計 | 70 | 100% |
分析・解析
各ステージの獲得者を比率で分ければ、前述のとおりブロンズ+シルバーで約70%なのですが
ステージ毎に票があります。この票を考慮したのが、上記ステージ・票の分布です。
当選確度のイメージとしては、円グラフが回転しているダーツの的としましょう。
ダーツの矢を投げればどこに当たるか想像できますね。プラチナ25票は圧倒的なパワーです。
しかし、何かヘンです!? プラチナに一番当りやすいのはわかりますが、ゴールドよりシルバー
が当りやいことになりますね。(^^;)
これは、ゴールドよりシルバーの面積が大きい=どちらのグループにダーツの矢が当りやすいか
であって、「ゴールドを持つ方とシルバーを持つ方のどちらがステージ抽選に当選しやすいか」
を意味するものではありません。。
ステージ別当選確率の分析
今回のアンケート分析で得られた情報と、毎回記事にしている「SMBC日興証券のBB受付№から
推測される当選確率・抽選倍率」から、ステージ別当選確率の分析を試みます。⇦大胆な挑戦(^^;)
読者の皆様にわかりやすいように、SMBC日興証券が主幹事のIPOで分析してみました。
KIYOラーニング[7353]
ステージ抽選枠・ステージ抽選対象者数(推測値)
ステージ抽選枠 | ステージ抽選対象者 |
142本 | 34,842人 |
ステージ別当選確率(推測値)
ブロンズ | シルバー | ゴールド | プラチナ |
0.04% | 0.22% | 0.67% | 1.12% |
KIYOラーニングは規模が小さく抽選枠も少ないことから、通常抽選の当選確率は0.52%。
ステージ抽選の当選確率は、プラチナでも1.12%です。この確率をどう見るかは読者皆様にお任
せしますが、1%を超える当選確率はIPOとしては、良い部類に入ります。
しかし実際のところ、1%では当選は難しい。同じIPOブロガーであるIPOストライカーさんの記
事では、「プラチナステージで初当選!(7/7)」とあります。
ステージ制は、昨年のエヌ・シー・エヌ[7057] 2019年3月14日上場、抽選日:2019年3月5日
からだったかと思いますので、優遇抽選といわれながら、当選まで1年4ヶ月かかったことにな
ます。プラチナでも、簡単には当選しないということですね。・・・あらら(^^;)
注)記事のリンクは、IPOストライカーさんに事前にご了解をいただいています。
インターファクトリー ステージ抽選の当選確率は!?
明日(8/17)には、8月最後のIPOの抽選発表があります。SMBC日興証券・SBI証券が共同主幹事のインターファクトリーです。
管理人は、通常抽選の当選確率は「1.1%」と先日記事にしましたが、ステージ抽選の当選確率は、さてさて・・・(^^;)
インターファクトリー[4056]
ステージ抽選枠・ステージ抽選対象者数(推測値)
ステージ抽選枠 | ステージ抽選対象者 |
352本 | 40,550人 |
ステージ別当選確率(推測値)
ブロンズ | シルバー | ゴールド | プラチナ |
0.10% | 0.48% | 1.44% | 2.39% |
KIYOラーニングとインターファクトリーのステージ当選確率を計算してみましたが、プラチナだ
と通常抽選の倍、ゴールドだと同じ位の当選確率になります。
同じ主幹事でも、各ステージの当選確率が異なるのは当初の割当株数の差です。単純な話、割当
株数が多いIPOほど当選確率は上がるということですね。(^^)
管理人の独り言
今回の分析・解析は、あくまで管理人のアンケート結果をベースにしたものです。ステージ別当選確率は、ステージ抽選枠(推測)に対し、おおよそのステージ別分布比率に各票を考慮した分母(これまた推測)で計算しましたが、あっているかどうか怪しいものです。・・・あらら(^^;)
しかしながら、目安と見るならそれほど実態とかけ離れてはないと、管理人は思っています。
このような分析記事がアップできましたのも、読者皆様のご協力によるものです。あらためて感謝を申し上げます。
今回も、分析・解析らしく見えるように、かっこつけて円グラフを使ってみました。・・・ホホホ(^^;)
最後に・・・
今回のアンケート参加者は50名と多いものではありません。より多くのご回答が集まれば、精度は向上します。今年のIPOが終了したら、またステージのアンケートをしてみたいと思いますので、その際は多数のご参加をお待ち申し上げます。
アンケートも分析もなかなか面白いでしょ!! !(^^)!
下記アンケートの[結果を見る]ボタンをクリックすると、回答内容・コメントが見れます。
では、また(^^)/~~
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コロナに過敏になりすぎず、日々基本的な感染防止に努めましょう!!
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