【考察】ベースフードの公募割れ確率!!

【№1663】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

公募割れの確率なんて、
計算できるのですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

公募割れIPOとの類似点で考えるのじゃ!!

はじめに

 現在、”ベースフード”(2936)のBB中です。赤字継続状況での上場、かつ黒字化できる時期が見えません。これでは、機関投資家の意見には厳しいものがあるでしょう。結果、950円の想定価格に対して、760円 ~ 800円と大きく下振れした仮条件になりました。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事)の予想抽選枠は、海外向けを含め 5,305本もあります。当選チャンスと感じますが、公募割れしたら困ります(本音)。

 今回は、2022年に公募割れしたIPO(12社)のBB時点での大手予想と、”ベースフード” の大手予想を比較してみたいと思います。

公募割れIPO BB時点での大手予想は?

2022年度公募割れIPO(12社) BB時点の大手初値予想

上場日 銘柄(略称) 市場 想定価格 仮条件(公募 大手予想(2社)
2/3 リカバリー M 3,060円 2,480円~3,060円 3,200円~3,500円
2/4 セイファート JQ 1,120円 1,060円~1,120円 1,500円~1,700円
3/2 ビーウィズ 1部 1,920円 1,400円~1,700円 1,600円~1,800円
3/11 セレコーポレーション 2部 2,100円 1,800円~1,900円 1,800円~2,000円
3/31 ノバック 2部 3,260円 3,000円~3,260円 2,900円~3,200円
4/21 ASNOVA 名ネ 1,530円 1,430円~1,630円 1,500円~1,700円
6/20 ヤマイチ・ユニハイムエステート S 950円 900円~950円 900円~1,000円
6/23 ジャパンワランティサポート G 1,640円 1,500円~1,640円 1,640円~1,800円
6/24 マイクロ波化学 G 650円 580円~605円 800円~900円
6/28 ヌーラボ G 2,130円 960円~1,000円 1,200円~1,400円
6/29 マイクロアド G 1,380円 1,300円~1,410円 1,500円~1,700円
7/8 INTLOOP G 3,480円 2,900円~3,500円 3,500円~3,900円
11/15 ベースフード G 950円 760円~800円 700円~800円

管理人の独り言

 2022年度IPOで、初値が公募割れしたのは 12社。大手予想会社(2社)の初値予想は、24回あったわけです。
公開価格は仮条件のどこで決定するかわかりませんが、BB時点で公募割れを予想したのは 1回だけ。上場前日の直前初値予想ならまだしも、BB時点で公募割れを予想するのは、大手でもムリということがこれでわかります。

今回の “ベースフード” の初値予想は1社が「完全に公募割れする」と予想していますが、大手予想もあてにならないので、独自で公募割れを予想するしかありません。f(^^;)

公募割れ(12社)の仮条件分布

ステータス 仮条件の価格帯 社数 公募割れ確率
仮条件上限>想定価格>仮条件下限 3 30.0%
仮条件上限=想定価格 6 26.1%
仮条件上限<想定価格 3 30.0%

公募割れ&仮条件⑤の上場前経営状況

上場直前期の経営状況 銘柄
5期連続黒字 ビーウィズ、セレコーポレーション
5期連続赤字 ヌーラボ


 2022年度10月末までに上場した61社の内、仮条件⑤は9社あり、その内3社(30%)が公募割れをしました。その3社は上記の通りですが、5期連続黒字でも公募割れしています。更に、”ベースフード” 同様に5期連続赤字で上場した “ヌーラボ” も、公募割れです。

ここから考えると、「“ベースフード” の公募割れ確率は、かなり高い」と言えるのではないでしょうか? かなり強引な考え方ですが ・・・ 。f(^^;)

申し込んで当選した場合、公開価格を確認してから再検討という手もありますが、予想抽選枠から考えて当選し易い証券会社は、購入辞退するとペナルティのある三菱UFJモルガン・スタンレー証券と、購入辞退ができないauカブコム証券の2社です。

“ベースフード” のBB参加は、くれぐれも慎重にご判断願います。管理人は、ポイントゲットでSBI証券(100株)と、倍率を知りたいので楽天証券で申込をし、他はスルーです。楽天証券は、最終的に決定した公開価格で最終判断をします。購入申込をしなければ、回避したと同じことですね。

余談ですが、もしかして “ベースフード” では、上場の延期・中止を検討しているかもしれません。計画した資金が調達できないのですから ・・・ 。VCが多いので何が何でも上場してくるとは思うのですが 、さてどうなるのでしょうか? f(^^;)


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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