【№1905】
1,000株も当選って、いったい何をしたのですか?
驚きを通り越して、笑ってしまうな!!
住信SBIネット銀行のBB状況
想定価格 | 仮条件 | 公募価格 | 引受価格 |
1,260円 | 1,200円 ~ 1,260円 | 1,200円 | 1,140円 |
ー BB状況 ー
売出価格の決定に当たりましては、仮条件(1,200円~1,260円)に基づいて機関投資家等を中心にブックビルディングを実施いたしました。
訂正有価証券届出書(新規公開時)
当該ブックビルディングの状況につきましては、
①申告された総需要株式数は、売出株式数を上回る状況であったこと。
②申告された需要件数が十分にあったこと。以上が特徴でありました。
上記ブックビルディングの結果、現在のマーケット環境等の状況や上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に勘案して、1,200円と決定されました。
なお、引受価額は1,140円と決定されました。
以上がBB状況なのですが、いつもと違いますね。公開価格(売出価格)は、仮条件の下限で決定したのですから、『③申告された需要の価格毎の分布状況は、仮条件の上限価格に集中していたこと。』がありません。
抽選結果
共同主幹事の大和証券の抽選結果は明朝(3/22)ですが、共同主幹事の野村證券・SBI証券はこんな感じです。
ー 野村證券 ー
ー SBI証券 ー
管理人の独り言
管理人は、何をしているのでしょうか。チャレンジポイントゲットなら100株申込で良かったのです。それを、21,000株も申し込んでいます。しかし、『まさか、1,000株も当選するなんて!!』。複数株当選して嬉しい? ・・・ いえいえ、驚きを通り越して笑えてきます。f(^^;)
ー なぜ、1,000株も当選したのか? ー
国内・海外向け販売株式数が決定しましたので、あらためて共同主幹事の割当株数・予想抽選枠(国内向け)見てみます。
共同主幹事 | 割当株数 | 予想抽選枠 |
野村證券 | 9,767,800株 | 8,986本 |
SBI証券 | 9,483,300株 | 42,675本 |
大和証券 | 9,483,300株 | 8,250本 |
共同主幹事各社は同じような割当株数ですが、SBI証券は抽選配分利率が野村證券・大和証券と異なるため、とんでもない予想抽選枠になりました。
こんなに多い抽選枠なので、21,000株も申し込んだので1,000株も当選した。・・・ ということではなさそうです。もともと超大型のIPO。微妙な初値になりそうなのは、上場承認時に見えています。その上に、上場環境が悪くなった。これでは、人気がなくなるのも必然。
ネットで当落状況を確認すると『落選』された方が見当たりません。100株申し込んだら、当選された方がうじゃうじゃいらっしゃます。SBI証券はペナルティがないため、『当選してから考える』で21,000株も申し込んでしまいましたが、結果的にポイントゲット目的だけの申込なら、同じ当選です。100株申込でも21,000株申込でも大差がなかったことになります。
しかし、なぜ1,000株当選? 管理人はSBI証券にNISA口座を開設しています。今期は未使用なので、120万円分NISA枠が残っています。公開価格(1,200円)× 当選株数(1,000株) = 120万円 ですね。これは偶然だと思いますが、偶然にしては出来過ぎに感じます。f(^^;)
ー 最後に ー
SBI証券のチャレンジポイントキャンペーンは、1月末で一旦終了しましたが、再度「2/20~3/31」の期間で実施されています。当初は『3月が思った以上のIPOラッシュになりそうだから?』と考えましたが、今ではこの “住信SBIネット銀行” の上場がそ再開の背景だったのではと思っています。
キャンペーンの特徴は、落選で通常の2倍(2P)。当選・購入で1P。補欠当選なら、購入申込後当選で1P。落選でも1P。なかなかIPO愛好家の心理を揺さぶる上手い仕組みです。f(^^;)
しかし、いくら当選してから考えるでも、管理人の21,000株もの申込は失敗でした。なぜなら、”住信SBIネット銀行” のBB期間は、3月14日~17日。米・シリコンバレーバンクの破綻は、3月10日。クレディ・スイス・グループが上場来安値を更新したのが、3月15日。
タイミングが悪かったということで、SBI証券には申し訳ありませんが、購入辞退させていただきます。公募割れはないかもしれませが、流れが悪すぎます。こういうときは、スパッと諦めるのが一番ではないでしょうか。f(^^;)
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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