【№1713】
フランス語って、本社はどこですか?
信州(北信)の山の中じゃ!!
当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;) ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出 |
社名由来・意味
・1975年 久世良三 氏、斑尾高原でペンション経営を開始。
・1982年 株式会社 斑尾高原農場 設立。
・2005年 社名を「株式会社 サンクゼール」に変更
「St.Cousair(サンクゼール)」の発音はフランス語ですが、サンは「St=聖なる」、クゼールは「久世」のフランス語風。また、久世良三 氏はクリスチャンなので、キリスト教に元づいて「St=聖なる」をつけたとのこと。つまり、「株式会社 久世(良三)」ですね。f(^^;)
フランス語の社名ですが、意外と本社は長野県にあります。長野県は大きく、北信・東信・中信・南信に分かれ、同社は北信の山の中。IPOとまったく関係ありませんが、管理人の父親は長野市生まれ。f(^^;)
IPO Outline
会社名 | 株式会社 サンクゼール [2937] |
本店所在地 | 長野県上水内郡(かみみのちぐん)飯綱町 |
上場市場 | グロース市場 |
設立年月日 | 1982年 6月 1日 |
業種別分類 | 食料品 |
事業概要 | 久世福商店などの自社ブランドを中心とした加工食品を直営、FC、ホールセール、EC 及びグローバルの複数の販売チャネルを通して販売する食品製造販売業 |
規模 | 中型(時価総額137.0億円、吸収金額46.5億円)※想定価格ベース |
親子上場 | なし |
幹事会社(主) | SMBC日興、野村、SBI、みずほ、岡三、八十二、松井、楽天 本社が長野県なので、地場証券(八十二証券)がいますね。 |
BB期間 | 12月 6日 ~ 12月 12日 |
抽選発表 | 12月 13日 |
上場予定日 | 12月 21日 |
同日上場 | note(5243)、アイズ(5242) |
発行株数 | 7,640,000 株 |
公開株数 | 3,001,500 株 公募: 1,200,000 株 + 売出: 1,410,000 株 + OA: 391,500 株 (公募内訳:新規株式発行 0 株、自己株式処分 – 株) |
売出比率,OR | 売出: 47.0 % OR: 34.0 % |
想定価格 | 1,550 円 |
海外向け販売 | あり |
難易度 | 主幹事(日興)の割当株数を85%とすると、予想抽選枠は 1,753本。 しかし、この抽選枠は海外向け販売を含んでいます。 厳しさはいつも通りですね。f(^^;) |
事業内容
コンセプトにワイン、ジャム、パスタソースなどの商品を取り扱う「サンクゼール」ブランドと「ザ・ジャパニーズ・グルメストア」をコンセプトに全国のうまいもの、こだわりの食材を取り扱う「久世福商店」、及び米国を中心としたグローバル展開を目的とする「Kuze Fuku & Sons」の3つの商品ブランドを持ち、日本全国に155店舗(2022年10月末時点)の自社店舗(直営54店舗、FC101店舗)を有する食のSPAを展開する食品製造販売事業を行っています。 また、自社店舗(FC含む)以外にも、大手食品卸企業や小売企業に対する卸販売、自社サイト及び楽天サイトを通じたEC事業、地方の生産者と消費者をつなぐオンラインマーケットプレイス、そして米国を中心とする海外など、様々なチャネルを通じて製商品の販売を行っています。 SPAとは、「企画から製造、販売までを垂直統合させることでSCM(サプライチェーンマネジメント)のムダを省き、消費者ニーズに迅速に対応できるビジネスモデル」と定義されています。 |
業 績
回次 | 第36期 | 第37期 | 第38期 | 第39期 | 第40期 |
決算年月 | 2018/3 | 2019/3 | 2020/3 | 2021/3 | 2022/3 |
売上高(百万円) | 9,722 | 10,678 | 11,042 | 10,860 | 14,165 |
経常利益(百万円) | 168 | 145 | 78 | 578 | 1,323 |
当期純利益(百万円) | 6 | △53 | 2 | 269 | 939 |
※第38期まで単独決算。第39期から連結決算。
経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。
手取金の使途
充当先(予定) | 金額 |
設備投資 | 659,000 千円 |
新店開業敷金・運転資金 | 52,000 千円 |
人件費 | 261,000 千円 |
マーケティング関連 | 202,000 千円 |
借入金の返済及び社債の償還 | 520,000 千円 |
計 | 1,694,000 千円 |
売出株放出元
株主 | 関係他 | 売出株数 |
久世 良三 | 代表取締役会長 | 800,000 株 |
久世 良太 | 代表取締役社長 | 350,000 株 |
久世 直樹 | 代表取締役社長の二親等内の血族 | 260,000 株 |
計 | 1,410,000 株 |
VCの有無
VC : 0 |
売り圧力
発行済株数 | 7,640,000 株 |
売出株数 | 1,410,000 株 |
残(株主保有株) | 6,230,000 株 |
・180日ロックアップ | 6,230,000 株 |
・1.5倍ロックアップ解除① | 0 株 |
・ロックアップなし② | 0 株 |
上場初日に売却可能性のある株数(①+②) | 0 株 |
ストックオプション(新株引受権)
・ストックオプション(行使可能) | 543,000 株(543,000 株) |
※ロックアップ期間中、主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式(潜在株式を含む)及び当社普通株式を取得する権利を有する有価証券の発行、譲渡又は売却等を行わない旨を約束しております。このため、行使可能なストックオプションは実質123,200株と考えられます。
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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