【IPO】”死団”ではなく、”シ団”

”○団”の○には、当て字を想像してお読み願います

 どんどん新規にIPOが承認されて大変です。新参者のProf.新城は、承認記事がタイムリーにアップできません。溜る一方です。遅ればせながら本日も承認記事を3本書きました。

もうダメです。疲れました。

飽きました。

・・・で、他の記事を書きます!(^^;)

ダメです!

 

今回、SBI証券の主幹事IPOが連続して承認されました。はい、お皿の”アディッシュ社”と、そのまんまの”サイバーセキュリティクラウド社”です。記事を書きながら ”IPOあるある”ではないのですが、SBI証券が主幹事になると、やたらと平幹事が多くない?と感じます。(^^;)

 さて、シ団とは、皆様ご存知の 「シンジケート団」の略称。IPOの場合、シンジケート団は、新たに発行される有価証券(株式)の引き受けのために、複数の証券会社で結成される団体のこと。「引受シンジケート団」、「引受シ団」ともいいますね。(^^)

IPOの抽選に申し込むこちら側としては、幹事が多いと、当然資金拘束の会社もあるわけなので、俺を殺す気か! まさに”○団”ですよ! 別にIPOに命はかけていませんけどね・・・。(^^;)

そもそも平幹事の抽選枠は極少(ほとんど絶望的)になっているので、申し込んでもダメじゃん!

シ団が結成されるのは、証券会社側の論理では、販売力を強めることにより売れ残りリスクを分散させること。でも、余程の大規模IPOでない限り、基本的に単独でさばけるだけの販売力はあると思います。

SBI証券(主幹事)での幹事会社数(2020年)

  公開株数 幹事会社(主+平)
アディッシュ 335,000株 10社
サイバーセキュリティクラウド 70,000株 10社

今回のSBI証券が主幹事の2社。公開株数(規模)から見て、10社は多すぎません。5社で十分。 サイバーセキュリティクラウド にいたっては、SBI証券単独でも何ら問題ないのに、なぜ10社も?そもそもシンジケート団の結成は、規定ではありません。

どう考えても、”IPO好きな個人投資家を困らせてやる!”の意図が見えます。やはり、○団です!

実際のところは、引受幹事はお客様(上場を考えている会社)が選べるわけで、主幹事が拒絶することはできないようです。選ぶといっても、お客様が証券会社を呼んで検討する・・・。そんなことしなくても、証券会社のほうから”当社も引受幹事にすると、御社にメリットがありますよ”とセールスに来るはずです。何といっても、IPOもそれなりに手数料ビジネスになりますね。お客様から見れば単独取り扱いではなく、複数社のほうがより上場が世間に伝わりやすいですし、大手証券が取り扱ってくれたほうが、見栄えはいいですしね! こういった攻防で、主幹事の取扱比率が変わってくるのでしょうか? Prof.新城はこの業界で働いたことがないので、あくまで想像です!(^^;)

10社も多いけど、昨年のSBI主幹事はもっと多かった!・・・ムムム(^^;)

SBI証券(主幹事)での幹事会社数(2019年)

上場月 IPO 公開株数 SBI割当率 幹事会社(主+平)
2019/12 BuySell Technologies 770,500株 85.0% 13社
2019/10 AI CROSS 699,700株 85.0% 8社
2019/06 インフォネット 575,000株 92.8% 12社
2019/06 ブランディングテクノロジー 156,200株 84.8% 12社
2019/05 バルテス 1,203,400株 85.0% 13社
2019/03 ミンカブ・ジ・インフォノイド 3,151,200株 85.0% 18社

SBI証券は業界内で何か暗黙の約束でもあるのか・・・? でも、85%は確保しているな~!。

そういえば、ミンカブは18社のうち13社(ネット申込可)に申し込んだが、”全滅”でした。う~ん、SBI主幹事の時は、”分散申込”はダメかも?・・・ムムム(^^;)

では、また・・・(^^)/~~

集中or分散

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