【№1672】
みずほ証券の申込株数って、変わりますよね?
調べてみたら、申込株数変更の基準が不明確なのじゃ!!
みずほ証券のBB申込株数(直近IPO)
みずほ証券 BB申込株数
上場日 | 銘柄 | コード | 割当株数 | 想定価格 | 仮条件 | 申込株数 |
11/22 | ティムス | 4891 | 44,900株 | 670円 | 640円~670円 | 100株 |
11/15 | POPER | 5134 | 21,000株 | 630円 | 630円~700円 | 200株 |
10/26 | リンカーズ | 5131 | 72,900株 | 295円 | 290円~300円 | 300株 |
※ティムスは海外向け販売が予定されていますが、割当株数は国内向けで計算しています。
申込株数が変わる基準は、なに?
みずほ証券が取り扱う直近のIPOを見ると、申込株数がまちまちです。管理人は、仮条件の上限が1,000円未満の場合、200株になると思っていましたが、”リンカーズ” は300株です。1,000円 ÷ 3 = 330円なので、申込株数300株はOKとしましょう。
・・・ となると、よくわからないのは、似たような金額なのに100株・200株となる “ティムス”・”POPER”ですね。みずほ証券の「募集等に係る株券等のお客さまへの配分に関する基本方針」には、このような記載があります。
目論見書に記載された最低申込株数の金額が少額であると当社が判断した場合、当社は当該銘柄の申込株数単位を引き上げることがあります。
みずほ証券 募集等に係る株券等のお客さまへの配分に関する基本方針
おそらくこの条項により申込株数が変更されると思われますが、「目論見書に記載された最低申込株数の金額が少額であると当社が判断した場合」って何ですか? 「少額金額」とはいくらのことですか?
ー 野村證券の場合 -
読者様もご存知の通り、野村證券も申込株数が変更されますが、同社の「募集等に係る株券等のお客さまへの配分に関する基本方針」には、このように記載されています。
当せん者(繰り上げ当せん者を含む)には原則として、目論見書に記載された最低申込株数を購入いただきます。ただし、最低申込株数の取得代金見込額(目論見書に記載された「想定発行(売出)価格」(幅をもって記されている場合は中間値)を基準とします。以下同じ。)が10万円未満となる場合は、取得代金見込額が10万円以上となる最小の申込み株数を購入数量といたします。また、このほか、当社の販売数量及び当該銘柄に係る需要状況によっては、購入数量を別途定める場合があります。
野村證券 募集等に係る株券等のお客さまへの配分に関する基本方針
野村證券は明確に記載してあります。この違いは、「社風の違い」から来ているのかもしれません。ただ、いちIPO愛好家である管理人としては、野村證券の方がIPO投資家に対して真面目に接してくれているように感じます。
片や、みずほ証券の記述は曖昧というか、誠意がないというか。何かはぐらかされているように、感じます。あくまで、個人的な見解ですが ・・・ 。f(^^;)
管理人の独り言
正直言うと、みずほ証券の判断基準なんて些細なことはどうでも良いのです。申込株数(100株)が200株・300株になるということは、抽選枠(= 当選者)が、1/2・1/3になるということです。
安価なIPOなので、当選してもあまり儲かりません。しかし、当選と落選は雲泥の差です。IPO愛好家の願いは、「当選」なのです。その抽選枠(当選枠)を減らされると ・・・ 。
安価なIPOが複数株申込になるのは、「事務効率を良くするため」なのでしょう。しかし、みずほ証券・野村證券に敢えて言いたい。「もう少しIPO愛好家(抽選組)の気持ちをくんで欲しいと!!」
※読者様の中に「みずほ証券 申込株数変更の基準について」お詳しい方がいらっしゃいましたら、是非ともお教えいただきたくお願い申し上げます。<(_ _)>
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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