【IPO】えっ!! もしかして穴場の証券会社?

 穴場の証券会社というのは、どんな会社なのでしょう。「あまり知られていない意外と当選確率が高い会社」ということでしょうか。IPOにそんな穴場があるのか? あるわけがない!! 穴場があれば、既にIPOブログで紹介されているはずだし・・・ あれっ!! 本当に穴場だったら自分が優位になるマル秘情報だから記事にするわけないか!! もしかしたら、穴場はあったりして・・・  

安藤証券の意外性

日本証券業協会から月次で公表される「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」をチェックしていたところ、あれっ!!この会社・・・。過去はどうだったっけ?と調べたら・・・

安藤証券 平幹事取扱での抽選配分比率(2017~2019年)

上場月 銘柄 割当株数 当選枠 配分総数 抽選配分 比率
2017.02 安江工務店 4,900株 49 45 45 100%
2017.06 SYSホールディングス 3,000株 30 27 27 100%
2017.12 ミダック 3,300株 33 27 27 100%
2019.04 ヴィッツ 4,000株 40 37 37 100%
2019.04 グッドスピード 5,500株 55 51 51 100%
2019.06 あさくま 5,900株 59 60 60 100%
2019.10 浜木綿 9,300株 93 83 83 100%

抽選配分比率100%といったら、マネックス証券・楽天証券が思い浮かびます。そもそも安藤証券の「募集等に係る株券等のお客様への配分等に基本方針」には、「当社が配分する数量のうち、個人へのお客様への配分予定数量の10%以上を当該抽選に付すことといたします。」と記載されています。平幹事の時に100%配分だったとは意外です。※割当株数より配分数が多い銘柄がありますが、抽選直前に他の証券会社から割当株数の移管があったものと推測します。

結論(分析結果)

 マネックス証券・楽天証券の口座数は、それぞれ1,832,530口座・3,376,621口座(2019年9月)です。これらの口座数と比べれば安藤証券の口座数は・・・。調べてもわからないのですが、1/10位かもしれません。そうなるとライバルが少ないのですから、けっこうな当選確率の可能性も考えられます。しかし、取扱社数が少なすぎます。3年間で7社。一昨年はゼロ!!

ちなみに、マネックス証券・楽天証券は・・・

マネックス証券・楽天証券 平幹事でのIPO取扱社数(2017~2019年)

  2017年 2018年 2019年
マネックス証券 45社 42社 47社 134社
楽天証券 0社 6社 23社 29社

圧倒的な社数です。そういえば、楽天証券は最近増えてきたのでしたね・・・(^^;)

仮に安藤証券の当選確率が意外に高かったとしても、この取扱社数では安藤証券は、使えない隠れた穴場証券会社!!(^^;) 今後増えてきたら、また考えましょう(^^)。

安藤証券は”隠れた穴場の証券会社かも” ”口座を開設したほうがいいのでは”、と悩みますか? 悩まなくてもいいですよ。安心してください!! 主幹事でもほとんど当選しないIPOですから、平幹事で簡単に当選するわけないでしょ!!と、Prof.新城は、バッサリ切り捨てます!!  まぁ当選の可能性はゼロではないですが・・・(^^;)

そんなこと悩まずに「運が良ければ主幹事で当たるかな?」くらいで気楽に楽しみましょう。

では、また (^^)/~~

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