【№1175】
IPO投資家(愛好家)の皆さんは、抽選で何社に申し込んでいるのでしょうか?
「素朴な疑問」じゃが、ちょっと気になるな!!
こういった証券会社を横断したデータはあまりないのじゃが、
探したらあったぞ!!
はじめに
IPOの抽選に申し込んでも、落選ばかり。少ない抽選枠に大量の申込があるのですから、ふつう落選します。それでも当選確率を上げる方法を求めて、いろいろと試行錯誤の繰り返し。その中でも、IPOを取り扱うすべての証券会社から抽選に申し込んだら、当選確率が上がり当選できるのではと考えてしまいます。資金と時間・労力をかければ可能なことですが、当選確度が上がることは間違いなけれど、それで本当に当選できるかといえば、これが難しい。f(^^;)
結果、IPO投資家(愛好家)各々の考えで抽選申込をするのですが、他の人はどうしているのか気になりますね。そこで、どこかにデータがないかとネットで検索してみたら、ありました!! (^^)
IPO抽選の申込社数
ー IPOの抽選に当選した時幾つの会社で応募しましたか? -
1社 | 2社 | 3社 | 4社 | 5社 | 6社 | 7社以上 |
38 | 15 | 14 | 4 | 6 | 0 | 7 |
45.2% | 17.9% | 16.7% | 4.8% | 7.1% | 0.0% | 8.3% |
上記は、株式会社ZUUによる証券会社のユーザー満足度のアンケート調査(データ)をグラフ化
アンケート調査の概要
実施時期 | 2020年4月~2021年3月 |
調査の概要 | IPO抽選についてのユーザー情報収集 |
調査対象 | 証券口座を有する国内の20歳以上の男女 |
有効回答数 | 84件 |
分析・解析
IPO抽選の申込社数(円グラフ)は、「申込社数が多いと当選し易い」のではなく、「当選するIPOは1社からの申込で半分近く当選している」を意味しています。
この1社というのは、おそらく主幹事ですね。つまり、効果的・効率的にIPO投資を行おうとすれば、「IPOに当選するには、主幹事だけの申込で十分」ということになります。
申込2社目は、IPOチャレンジポイントを狙ってSBI証券。3社目は、主幹事に次ぐ抽選枠の多い会社ではないでしょうか? f(^^;)
申込社数といっても、IPOごとに取扱証券会社数(主幹事+平幹事)は異なります。特に、SBI証券が主幹事になる際のシンジケート団構成は、10社以上になるケースがたびたびあります。
では、昨年(2021年)に新規上場したIPO(125社)の平均取扱証券会社数を調べてみましょう。
2021年 IPO取扱証券会社(平均)
IPO | 取扱証券会社数(平均) | 平幹事数(平均) |
125社(すべて) | 7.9社 | 6.7社 |
107社(SBI主幹事除く) | 7.4社 | 6.2社 |
SBI証券が主幹事のIPOを除いても、それほど平均社数は変わりません。つまり、上記アンケートのIPO抽選の申込社数【7社以上】は、申込可能な会社にほぼすべて申し込んでいると考えられますね。
アンケートにご協力をお願いします!!
メディアの集計では上記のようになりましたが、本当にそうなのかを検証してみましょう。もしかしたら、当ブログの読者様は異なる結果になるかもしれませんので、アンケートを取ってみたいと思います。
公募割れリスクの高いIPOなどはスルーすることもありますが、スルーしたIPOは無視して昨年(2021年)の申込社数の平均をご回答願います。直感的なアンケートですので、難しく考えずにご参加いただけると助かります。よろしくお願いいたします。
ー アンケート -
期限 1月24日(月)0時00分まで
IPOの抽選に平均何社から申し込みましたか?
- 7社以上 (30%, 24 Votes)
- 4社 (19%, 15 Votes)
- 5社 (19%, 15 Votes)
- 3社 (11%, 9 Votes)
- 2社 (10%, 8 Votes)
- 6社 (9%, 7 Votes)
- 1社 (1%, 1 Votes)
Total Voters: 79
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2つのブログランキングに登録しています。
記事が面白かったら、応援の意味で下記の
「このブログに投票」をクリックしてくださいね。(^^)